２０１５年秋を大予測！
弊社独自の調査をもとに、２０１５年秋の傾向を予測。秋発売商品の開発の際、ぜひご活用下さい。
【菓子パン】 |
| ■注目はアーモンドで「高級感」！ |
使用素材を見ると、フルーツ類、乳製品が上位なのは例年通りでしたが、関西では糖類が３位という珍しい傾向が見られました。増加素材は砂糖で、素朴な甘さの定番品が増加。新商品では、さつまいもやかぼちゃなど、秋素材と砂糖を組み合わせて、素材の味わいを生かしたパンも見られました。
一方関東では、ナッツが定番品、新商品ともに増加。特にアーモンドの伸びが顕著で、パイやタルトにダマンドを使って、高級感を出したものが目立ちました。
|
|
|
【惣菜パン】
■高くても売れる「チーズの大型パン」！
関西・関東ともに、惣菜パンの上位素材に大きな変化はなく、秋素材が増えているわけでもありませんでした。季節を問わず定番で食べられて、更に、様々なシーンに合う食事パンに力を入れている印象でした。中でも、惣菜パンの最高額商品を見ると、半数以上がチーズを使った大型パンであることに注目。大型パンは、価格を高く設定でき、食事パンとして定期的な購入が見込める、ベーカリーの主となるアイテムです。チーズを使うことで、それだけで食べても、何かと組み合わせても食べられるので、食べるシーンが広がったり、やや高額でも売れたりといったメリットが生まれるのではないでしょうか。 |
 |
|
| |
|
|
■地域の特色や、シーンに合わせた商品づくりを
菓子パンは、地域によって特色がはっきりとわかれていく傾向にありそうです。
地産品を使って地域色を出すばかりではなく、関西は素朴、関東は高級感といった、味やイメージで、それぞれの地域色を出してはどうでしょうか。
一方の惣菜パンは、どんな食事にも合わせやすく、単品でも満足感のあるチーズの大型パンがオススメです。食シーンの幅を広げられるような商品づくりで、豊かな秋の食をさらに盛り上げましょう！ |
|
